ドイツ啓蒙思想の一潮流 3 山本 道雄 晃洋書房ドイツケイモウノテツガクシャワカキクリスティアンヴォルフノチシキタイケイロン ヤマモトミチオ 発行年月:2020年08月06日 予約締切日:2020年07月01日 ページ数:306p サイズ:単行本 ISBN:9784771033832 第1論文 ドイツ啓蒙の哲学者 若きクリスティアン・ヴォルフの知識体系論ー「ドイツ語論理学」第4章第23、24、25節を中心に(時代/ヴォルフの三段論法論(「形式的推理」論)/全体論的・動的な知識体系論/ヴォルフvsカント/補論ー論理学的観点から)/第2論文 『ドイツ啓蒙の哲学者クリスティアン・ヴォルフのハレ追放顛末記』補遺ーマールブルクからハレへ、ヴォルフの大学論(マールブルクからハレへ/ヴォルフの大学論)/資料 クリスティアン・ヴォルフ『真理の認識における人間知性の力ならびにその正しい使用についての理性的考察』 三段論法で身を固めた体系家ヴォルフ。 この硬直化したヴォルフ像を破壊してドイツ学校哲学の歴史に新しい参照軸を導入し、若きヴォルフの思想の現代的可能性を浮かび上がらせる。 本書は「著者を著者自身よりよく理解する」(カント)試みである。 ドイツ啓蒙思想研究必携の書。 これまで指摘されることのなかった若きヴォルフの動的・全体論的知識体系論の分析。 あわせてヴォルフ哲学体系巻頭の書「ドイツ語論理学」の本邦初の全訳を収める。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 ドイツ啓蒙の哲学者若きクリスティアン・ヴォルフの知識体系論 ドイツ啓蒙思想の一潮流 3 [ 山本 道雄 ] 5,500 円
|
アンソニー・ゴットリーブ 坂本知宏 晃洋書房リセイ ノ ユメ ゴットリーブ,アンソニー サカモト,トモヒロ 発行年月:2019年07月 予約締切日:2019年07月12日 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784771029606 坂本知宏(サカモトトモヒロ) 1993年神戸大学大学院文化学研究科単位取得。 現在、大阪電気通信大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部(諸原型ーミレトス派/世界の調和ーピュタゴラス派/自分を探究した人ーヘラクレイトス/無に関する真理ーパルメニデス/パラドックスの諸方法ーゼノン/愛と憎ーエンペドクレス/精神と物質ーアナクサゴラス/最後に笑う人ーデモクリトス/パンドラの箱を開けるーソフィストたち) 明快で溌刺としたユーモアある語り口で2600年に及ぶ偉大な哲学者たちの著作が、織物がほどけるように綴られる。 一巻では最初の哲学者たち(ソクラテス以前)を収録。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 理性の夢(1) [ アンソニー・ゴットリーブ ] 2,640 円
|
ジャック・デリダ 藤本 一勇 岩波書店プシュケー タナルモノノハツメイ02 ジャックデリダ フジモト カズイサ 発行年月:2019年03月28日 予約締切日:2019年03月27日 ページ数:540p サイズ:単行本 ISBN:9784000246903 デリダ,ジャック(Derrida,Jacques) 1930年、アルジェリア生まれ。 1984年、社会科学高等研究院(フランス、パリ)教授に就任。 2004年没 藤本一勇(フジモトカズイサ) 1966年生まれ。 早稲田大学文学学術院文化構想学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 日本の友への手紙/ゲシュレヒト1 性的差異、存在論的差異/ハイデガーの手(ゲシュレヒト2)/ネルソン・マンデラの感嘆あるいは反省の法/狂気の点ーいま建築を保ちつつ/なぜピーター・アイゼンマンはかくもよい本を書くのか/前書きのための五十二のアフォリズム/不時のアフォリズム/いかに語らずにいられるか否認の数々/デジスタンス/ウィの数/戦争中の諸解釈 カント、ユダヤ人、ドイツ人 デリダが希望を込めた投壜通信。 「ハイデガーの手」「いかに語らずにいられるか」「不時のアフォリズム」ほか、全12篇を収録。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 プシュケー 他なるものの発明II [ ジャック・デリダ ] 9,570 円
|
亀井 大輔 法政大学出版局デリダ レキシノシコウ カメイ ダイスケ 発行年月:2019年01月26日 予約締切日:2018年12月08日 ページ数:276p サイズ:単行本 ISBN:9784588151019 亀井大輔(カメイダイスケ) 1973年生。 立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。 現在、立命館大学文学部准教授。 専門は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論ー歴史の思考/第1章 歴史の思考と時代の問題/第2章 言語の問いから脱構築の戦略へ/第3章 現前と痕跡ー現前の形而上学論の成立/第4章 『声と現象』とハイデガー/第5章 脱構築の展開と歴史の思考/補論 生き延びとしての翻訳ー来たるべき言語に向けて 形而上学的伝統と言語のシステムに囚われることなく、歴史を思考することははたして可能なのか。 脱構築の思想をまさに形成せんとする若きデリダを突き動かしたモティーフを明らかにする。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 デリダ 歴史の思考 [ 亀井 大輔 ] 3,960 円
|
本来性と時間性 須藤 訓任 岩波書店ソンザイトジカンダイニヘンヒョウシャク ストウ ノリヒデ 発行年月:2020年05月11日 予約締切日:2020年02月06日 ページ数:566p サイズ:単行本 ISBN:9784000237437 須藤訓任(スドウノリヒデ) 1955(昭和30)年弘前市生まれ。 京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。 大谷大学教授などをへて、現在、大阪大学大学院文学研究科教授。 専門、西洋近現代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 『存在と時間』の「全体」の立体像ー第2篇を読むまえに(序論第一(共時的観点より)Indifferenz(無差別性)とは何かー公刊部の「透視」のために/序論第二(通時論風に)「解釈学的状況」の出生ー未公刊第二部の意図したもの)/本論 現存在と時間性ー第2篇を読む(現存在の可能な全体存在と死への存在ー先駆のみが実存の根源性なのか/本来的存在可能の、現存在に即した立証、および覚悟性ー良心の三種類の呼び声/現存在の本来的全体存在可能と、ゾルゲの存在論的意味としての時間性ー根源性からの時間性の浮上/時間性と日常性ー日常性という謎/時間性と歴史性ー歴史性と歴史学の偏差/時間制と、通俗的時間概念の根源としての内時間制ー時間が概念となるとき) ハイデガーの主著『存在と時間』のうち、最大の難所として、専門の研究者さえ敬遠しがちであったその第2篇を一歩ずつ丁寧に読み解いていく試み。 二〇世紀最大の哲学書の難関に果敢に挑み、新しい統一的な理解をめざす。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 『存在と時間』第2篇評釈 本来性と時間性 [ 須藤 訓任 ] 12,100 円
|
世界・時間・政治 森 一郎 法政大学出版局ハイデガートテツガクノカノウセイ モリ イチロウ 発行年月:2018年08月24日 予約締切日:2018年07月10日 ページ数:458p サイズ:単行本 ISBN:9784588130250 森一郎(モリイチロウ) 1962年埼玉県生まれ。 東北大学情報科学研究科教授。 専攻は近現代ドイツ哲学、現代における哲学の可能性(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 自己と世界(ハイデガーにおける形式的暗示について/死の明証 ほか)/第2部 時間とその有意義性(配慮される時間ーハイデガーの世界時間論/時計と時間 ほか)/第3部 哲学と政治(哲学の実存ーハイデガーとアリストテレス/ハイデガーにおける学問と政治ー『ドイツの大学の自己主張』再読 ほか)/第4部 哲学の可能性(共ー脱現在化と共ー存在時性ーハイデガー解釈の可能性/政治に対する哲学する者たちの応答可能性ーハイデガーの事例を手がかりに ほか) 『存在と時間』はどう書き継がれるべきか?ハイデガーの思考に拠りつつ、それを超えて哲学に意味を見出すことはいかにして可能か?日本のハイデガー研究を牽引する著者が、カント、マルクス、アリストテレスの今日的読み直しも含め、言語、世界、死、時間、技術、労働、政治といった問題群に真正面から切り込んだ全16章の探究。 「愉しい学問」の実践! 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 ハイデガーと哲学の可能性 世界・時間・政治 [ 森 一郎 ] 4,620 円
|
ベルクソン『物質と記憶』をめぐるエッセイ 渡仲 幸利 岩波書店カンノメ トナカ ユキトシ 発行年月:2017年12月15日 予約締切日:2017年11月28日 ページ数:160p サイズ:単行本 ISBN:9784000612395 渡仲幸利(トナカユキトシ) 1964年、静岡県生まれ。 慶應義塾大学文学部卒業(フランス文学専攻)。 ベルクソン研究・音楽評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 「観の目」とぼく/『物質と記憶』とぼく/観の目(ものを知るにはさまざまな深さがある(達人/直観という方法 ほか)/「見の目」から「観の目」へ(時間のなかをじかに歩く/見知らぬ町を散歩する ほか)/この世界は幻ではない(雑音をことばへと化すもの/観の目のプレリュード ほか)) 深くものを知るとは何か。 本当に勝つとはいかなることか。 剣術家×哲学者。 ベルクソンの「直観」と宮本武蔵の「観の目」を手がかりに、読者の人生観へと問いかける魂のエッセイ。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 観の目 ベルクソン『物質と記憶』をめぐるエッセイ [ 渡仲 幸利 ] 2,200 円
|
プラグマティズムの水脈 ラッセル・B.グッドマン 嘉指 信雄 岩波書店ウィトゲンシュタイントウィリアムジェイムズ ラッセルグッドマン カザシ ノブオ 発行年月:2017年08月26日 予約締切日:2017年08月25日 ページ数:400p サイズ:単行本 ISBN:9784000222365 グッドマン,ラッセル・B.(Goodman,Russell B.)(グッドマン,ラッセルB.) ニューヨーク生まれ。 ペンシルヴェニア大学を卒業後、オックスフォード大学でM.A.、ジョンズ・ホプキンズ大学でPh.D.取得。 専門はプラグマティズム、アメリカ思想史。 長年ニューメキシコ大学で教鞭をとり、現在同大学名誉教授 嘉指信雄(カザシノブオ) 1953年生まれ。 東京外国語大学国際学修士。 エール大学博士(哲学)。 専門は、現代哲学、近代日本思想、平和研究。 現在、神戸大学人文学研究科教授。 アメリカ哲学会第6回ウィリアム・ジェイムズ賞(1991年)受賞 岡本由起子(オカモトユキコ) 慶應義塾大学文学部卒業、博士(哲学)。 専門は、ウィトゲンシュタイン、現象学。 慶應義塾大学講師、東京家政学院大学助教授などを経て現在、情報知識学会常務理事 大厩諒(オオマヤリョウ) 1983年生まれ。 中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(哲学)。 専門は、ウィリアム・ジェイムズを中心とした世紀転換期の英米哲学。 現在、中央大学兼任講師 乘立雄輝(ノリタテユウキ) 1968年生まれ。 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。 専門は、パース、ジェイムズを中心とした英語圏の哲学、形而上学。 現在、東京女子大学現代教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論/第1章 プラグマティックな経験の諸相/第2章 ウィトゲンシュタインと『宗教的経験の諸相』/第3章 ウィトゲンシュタインと『心理学原理』ー導入/第4章 人間であるとは、どのようなことなのか?/第5章 言語と意味/第6章 プラグマティズム再考/終章 オーストリアの哲学者ルートウィヒ・ウィトゲンシュタインをぬきに、いまや20世紀の哲学は語れない。 そのウィトゲンシュタインに、アメリカ・プラグマティズムの創始者の一人ウィリアム・ジェイムズは、これまで考えられてきた以上に深く、決定的な影響を及ぼしていた。 綿密な文献考証によって二人の哲学者の影響関係を解明した画期的な書。 ヨーロッパ哲学とアメリカ哲学の間に伏在する水脈を明らかにし、現代哲学史に一石を投じる斬新な解釈を提示する。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 ウィトゲンシュタインとウィリアム・ジェイムズ プラグマティズムの水脈 [ ラッセル・B.グッドマン ] 4,400 円
|
クローチェと批判的継承者 倉科 岳志 岩波書店イタリアファシズムヲイキタシソウカタチ クラシナ タケシ 発行年月:2017年02月24日 予約締切日:2017年02月23日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784000611817 倉科岳志(クラシナタケシ) 1975年生まれ。 イタリア政府奨学生、イタリア歴史学研究所奨学生としてナポリに留学。 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)。 現在、京都産業大学文化学部准教授。 専門は近現代イタリア思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 ファシズム下の思想家たち/第1章 ファシズム・イデオロギーの成立(一九二八ー三一年)/第2章 ヴォルペー中間層の歴史(一九二八ー四九年)/第3章 晩年のクローチェ(一)ー「詩」と「文学」(一九三三ー四一年)/第4章 獄中期グラムシ(一)ー従属階級の歴史へ(一九二九ー三二年)/第5章 獄中期グラムシ(二)ー従属階級の歴史へ(一九三二ー三五年)/第6章 晩年のクローチェ(二)ー「生命性」と「文明」(一九四一ー五二年)/第7章 晩年のデ・マルティーノー民俗学的歴史へ(一九四九ー六五年)/終章 近代社会における自由と信仰ーファシズムをめぐって 20世紀に出現した怪物、ファシズム。 発祥の地イタリアで、思想家クローチェと、その批判的継承者であるヴォルペ、グラムシ、デ・マルティーノらは、怪物の正体の解明と克服に挑む。 近代の必然的帰結か、頽廃か。 歴史を動かすのは誰か、「自由」の理念はいかに守られるのか。 彼らの思想的格闘の軌跡を追う。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 イタリア・ファシズムを生きた思想家たち クローチェと批判的継承者 [ 倉科 岳志 ] 4,180 円
|
放送大学教材 戸島 貴代志 本郷 均 放送大学教育振興会ゲンダイフランステツガクニマナブ トシマ キヨシ ホンゴウ ヒトシ 発行年月:2017年03月20日 予約締切日:2017年03月19日 ページ数:248p サイズ:全集・双書 ISBN:9784595317101 戸島貴代志(トシマキヨシ) 1958年香川県に生まれる。 1992年京都大学文学研究科博士課程単位取得退学。 現在、東北大学文学研究科教授・博士(文学)。 専攻、哲学、倫理学 本郷均(ホンゴウヒトシ) 1959年愛知県に生まれる。 1993年早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻単位取得退学。 現在、東京電機大学教授。 専攻、哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 現代フランス哲学概観/源流としてのベルクソン/ベルクソン哲学の進展/ベルクソン哲学の可能性/戦後のフランス哲学理解のために/サルトルの哲学/メルロ=ポンティの哲学/1960年代からの思想状況/ミシェル・フーコーの哲学/1980年代からの思想状況/ポール・リクールの哲学/現代フランス哲学に学ぶ 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 現代フランス哲学に学ぶ (放送大学教材) [ 戸島 貴代志 ] 3,080 円
|
脱構築をめぐる対話 叢書・ウニベルシタス 1048 J.デリダ 豊崎 光一 法政大学出版局ホンヤクソシテ アルイハパフォーマティヴ デリダ ジャック トヨサキ コウイチ 発行年月:2016年09月26日 予約締切日:2016年09月25日 ページ数:182p サイズ:全集・双書 ISBN:9784588010484 デリダ,ジャック(Derrida,Jacques) 1930ー2004年。 アルジェリア生まれ。 パリの高等師範学校で哲学を専攻。 同校の哲学教授を経て、社会科学高等研究院教授。 1983年に設立された国際哲学コレージュでは初代議長を務めた 豊崎光一(トヨサキコウイチ) 1935ー1989年。 東京生まれ。 学習院大学文学部教授。 国際哲学コレージュでは連絡会員を務め、デリダはその死を悼み、著書『アポリア』を捧げた 守中高明(モリナカタカアキ) 1960年東京生まれ。 早稲田大学法学学術院教授。 詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 誘惑としてのエクリチュールー絵葉書、翻訳、哲学/2 哲学とパフォーマティヴ 対話が開く知の核心。 デリダが最も信頼する相手と語り合い、難解で知られるその哲学について、講義や講演でも見せることがない率直な語り口でデリダ自身が明らかにし、豊崎光一が“翻訳”で応答する。 アルジェリア生まれのユダヤ人としての来歴、言語との関係、自身の哲学のさまざまな概念、ハイデガー、ブランショ、レヴィナス、セール、フーコー、ドゥルーズらとの関係までを語る。 世界初の書籍化。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 翻訳そして/あるいはパフォーマティヴ 脱構築をめぐる対話 (叢書・ウニベルシタス 1048) [ J.デリダ ] 2,200 円
|
日本カント協会 知泉書館ニホンカントケンキュウ ナンバージュウハチ ニホンカントキョウカイ 発行年月:2017年07月30日 予約締切日:2017年07月29日 ページ数:216p サイズ:単行本 ISBN:9784862859334 シンポジウム 3.11後の「公共」とカントーKant in Fukushima(シンポジウム趣意/現代の公共性とカントーカントとともにあるものへの問題提起として/手続きとしての公表性がもつポテンシャリティ/“3.11”後の「公共」とカント的公共性との闘い)/共同討議1 カントと功利主義(共同討議1趣意/帰結主義と「もしみんながそれをしたらどうなるか」/同じ山に異なる側から登るーパーフィットの定言命法理解をめぐって)/共同討議2 空間論から見たライプニッツとカント(ライプニッツ没後300年)(共同討議2趣意/ライプニッツ的空間はいかにして構成されるか?ークラーク宛第5書簡節における「抽象的空間」をめぐって/「位置解析」の前に立つカントー『方位論文』の切り拓いたもの)/公募論文(判断はどのように対象と関わるかーカントにおける単称判断とその意味論/カントの事象性と感覚印象の理論ースコトゥス的観点からの再検討/「生の哲学」としてのカント哲学ー批判哲学における「快」と「生」/『判断力批判』における自然の体系的統一と合目的性)/書評(増山浩人著『カントの世界論ーバウムガルテンとヒュームに対する応答』/オノラ・オニール著 神島裕子訳『正義の境界』/Robert B.Brandom,From Enpiricism to Expressivism:Brandom reads Sellars/Hannah Ginsborg,The Normativity of Nature:Essays on Kant’s Critique of Judgment) 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 日本カント研究 No.18 [ 日本カント協会 ] 2,200 円
|
『哲学ノート』のポストテクストロジー的解読 張 一兵 中野 英夫 世界書院レーニンエカエレ 発行年月:2016年06月30日 予約締切日:2016年06月29日 サイズ:単行本 ISBN:9784792795696 張一兵(チョウイッペイ) 本名・張異賓。 1956年3月南京生れ。 1981年8月南京大学哲学部哲学科卒業。 哲学博士。 南京大学共産党委員会書記、南京大学副学長、南京大学マルクス主義社会理論研究センター長、マルクス主義研究院院長、哲学部教授、博士課程大学院生指導教官。 中国マルクス・エンゲルス研究会常務理事、中国弁証法的唯物論学会常務理事、中国マルクス主義哲学史学会常務理事、江蘇省哲学学会会長、江蘇省マルクス主義研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 上篇 哲学の聖殿へと向かうレーニン(革命実践中の青年レーニンと歴史の主体・客体次元/レーニン・プレハーノフと哲学的唯物論/レーニンとディーツゲンの哲学的唯物論/レーニンの現代西洋哲学に対する初歩的理解/レーニンのフォイエルバッハ哲学についての抜書きノート/ロシアの思想家 依然として唯物論を/マルクス主義を全面的に理解し宣伝する/『マルクス・エンゲルス往復書簡集』解読ノート)/下篇 『ベルンノート』哲学の巨人の肩に立つレーニン(ヘーゲル哲学解読の最初の視界/まったく新たな解読枠組みの突然の出現と理論的軌道転換/実践を本質とする唯物弁証法/論理学、認識論、主観的弁証法の客観的実践弁証法における統一/脱聖化 レーニンの弁証法と認識論の「16の要素」/ヘーゲル哲学研究の総括/否定の否定学説に内在する論理構造/『ベルンノート』の意義/ネフスキー「弁証法的唯物論と硬直化した反動派の哲学」に関するレーニンとブハーリンのメモのやり取り) 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 レーニンへ帰れ 『哲学ノート』のポストテクストロジー的解読 [ 張 一兵 ] 6,600 円
|
リチャード・J.バーンスタイン 廣瀬覚 岩波書店テツガク ノ プラグマティズムテキ テンカイ バーンスタイン,リチャード・J. ヒロセ,サトル 発行年月:2017年10月 ページ数:399p サイズ:単行本 ISBN:9784000240574 バーンスタイン,リチャード・J.(Bernstein,Richard J.)(バーンスタイン,リチャードJ.) 1932年生。 ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチ教授 廣瀬覚(ヒロセサトル) 仙台市医師会看護専門学校非常勤講師 佐藤駿(サトウシュン) 東北大学大学院文学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 パースのデカルト主義批判/第2章 ジェイムズのプラグマティックな多元主義と倫理的帰結/第3章 デューイの根源的民主主義のヴィジョン/第4章 ヘーゲルとプラグマティズム/第5章 プラグマティズム・客観性・真理/第6章 経験が意味するものー言語論的転回のあとで/第7章 ヒラリー・パットナムー事実と価値の絡み合い/第8章 ユルゲン・ハーバマスのカント的プラグマティズム/第9章 リチャード・ローティのディープ・ヒューマニズム 「言語論的転回」によって大きく変容した現代の哲学は、さらに、二〇世紀の終わりに「プラグマティズム的転回」を遂げた。 哲学そのものの捉え方の変化は、忘れられたかにみえた古典的著作に再び光をあて、哲学に新たな進展をもたらした。 多くの著作によって同時代の哲学動向を見わたしてきた著者が、パース、ジェイムズ、デューイから、ハーバマスやブランダムまで、百年にわたる現代哲学の大きな潮流を描き出す。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 哲学のプラグマティズム的転回 [ リチャード・J.バーンスタイン ] 3,960 円
|
他なるものの発明 ジャック・デリダ 藤本 一勇 岩波書店プシュケー01 ジャックデリダ フジモト カズイサ 発行年月:2014年06月27日 予約締切日:2014年06月26日 ページ数:740p サイズ:単行本 ISBN:9784000246897 デリダ,ジャック(Derrida,Jacques) 1930年、アルジェリア生まれ。 1984年、社会科学高等研究院(フランス、パリ)教授に就任。 2004年没 藤本一勇(フジモトカズイサ) 1966年生まれ。 早稲田大学文学学術院文化構想学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プシュケーー他なるものの発明/隠喩の退隠/音楽の力の大いなる残余/イラストを描くこと、と彼は言った…/送付/私ー精神分析/この作品の、この瞬間に、我ここに/バベルの塔/テレパシー/突然、険しく/フロベールのある一つの観念ー「プラトンの手紙」/地精神分析ー「そして世界の残り物」/私のチャンスーいくつかのエピクロス的立体音響とのランデヴー/人種主義の最後の言葉/黙示録でなく、今でなくー全速力で、七つのミサイル、七つの書簡 一九七〇年代後半から八〇年代の主要論考を集成し、デリダ哲学の政治的ー倫理的「旋回」を告げる論文集。 第1巻には「他なるものの到来」を理論化した表題作「プシュケー」ほか、ベンヤミンの読解を通して権力言語の彼方を素描した「バベルの塔」、レヴィナスの倫理思想を論じた「この作品の、この瞬間に、我ここに」、アパルトヘイト批判を展開した「人種主義の最後の言葉」、核の脅威をめぐる「黙示録でなく、今でなく」など全十六篇を収める。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 プシュケー I 他なるものの発明 [ ジャック・デリダ ] 10,450 円
|
プラグマティズムの系譜 ポイエーシス叢書 62 コーネル・ウェスト 村山 淳彦 未来社BKSCPN_【高額商品】 テツガクヲカイヒスルアメリカチシキジン コーネル ウェスト ムラヤマ キヨヒコ 発行年月:2014年09月25日 ページ数:552p サイズ:全集・双書 ISBN:9784624932626 村山淳彦(ムラヤマキヨヒコ) 1944年、北海道生まれ。 東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。 東洋大学文学部教授。 東京都立大学名誉教授 堀智弘(ホリトモヒロ) ルイジアナ州立大学博士課程修了(アメリカ文学専攻、Ph.D.)。 弘前大学人文学部講師 権田建二(ゴンダケンジ) 東京都立大学人文科学研究科英文学専攻博士課程修了。 博士(文学)。 成蹊大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 アメリカのプラグマティズムの前史としてのエマソン/第2章 アメリカのプラグマティズムの歴史的誕生/第3章 アメリカのプラグマティズムの独り立ちージョン・デューイ/第4章 二十世紀中葉のプラグマティズム知識人たちが抱えたジレンマ/第5章 アメリカのプラグマティズムの衰退と再興ーW.V.クワインとリチャード・ローティ/第6章 預言的プラグマティズムー文化批評と政治参加 プラグマティズムの知的伝統を掘り起こす、強力な思想・理論シリーズ。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 哲学を回避するアメリカ知識人 プラグマティズムの系譜 (ポイエーシス叢書 62) [ コーネル・ウェスト ] 6,380 円
|
小論考集 アリストテレス 内山勝利 岩波書店アリストテレス ゼンシュウ アリストテレス ウチヤマ,カツトシ 発行年月:2015年10月 ページ数:431, サイズ:全集・双書 ISBN:9784000927826 色彩について/聴音について/観相学/植物について/異聞集/機械学/分割不可能な線について/風の方位と名称について/メリッソス、クセノパネス、ゴルギアスについて 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 アリストテレス全集(12) 小論考集 [ アリストテレス ] 6,160 円
|
トポス論 アリストテレス 内山勝利 岩波書店アリストテレス ゼンシュウ アリストテレス ウチヤマ,カツトシ 発行年月:2014年07月 ページ数:524, サイズ:全集・双書 ISBN:9784000927734 トポス論(序論・問答法的な探求の道筋/付帯性のトポス/付帯性のトポスへの補足/類のトポス/固有性のトポス/定義のトポス/同一性に関するトポス/問答法的議論の実践)/ソフィスト的論駁について 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 アリストテレス全集(3) トポス論 [ アリストテレス ] 6,380 円
|
ヴィンケルマンの世紀とシェリングのミュンヘン講演 松山寿一 法政大学出版局ゾウケイ ゲイジュツ ト シゼン マツヤマ,ジュイチ 発行年月:2015年08月25日 ページ数:300p サイズ:単行本 ISBN:9784588150739 松山壽一(マツヤマジュイチ) 1948年大阪市生まれ。 1981年立命館大学大学院文学研究科博士課程修了。 1985ー86年テュービンゲン大学留学。 1995年バイエルン学術アカデミー(ミュンヘン)留学。 1996ー2005年ドイツ博物館科学史研究所(ミュンヘン)客員研究員。 2002ー03年カイザースラウテルン大学客員教授。 現在、大阪学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 ヴィンケルマンとその世紀(ヴィンケルマンの古典主義/レッシングのラオコーオン論/ヘルダーのラオコーオン論と彫塑論/ヒルトのラオコーオン論と特性論/ゲーテの古典主義/初期ロマン派の芸術論)/第2部 シェリングのミュンヘン講演(時代の中のミュンヘン講演/芸術哲学と自然哲学/象徴と寓意ーヴィンケルマン、モーリッツ、シェリング/特性と悲劇ーモーリッツ、ゲーテ、シュレーゲル、シェリング/彫刻と絵画ーラファエロ、カラッチ、レーニ/ドイツ芸術の再生に向けて/ディオニューソス的なるもの) “ディオニューソス”への道。 古典主義からロマン主義への移行期に、近代ドイツの美学的思考はどのように成立したのか。 レッシング、ヘルダー、ゲーテ、シュレーゲル兄弟らを中心とする思想家たちが、ラオコーオン像などの古代彫刻作品やイタリア・ルネサンス美術の批評をめぐって展開した論争をつぶさに追い、ギリシア的理想がドイツの思想空間にもたらした文化的・宗教的革新の本質に迫る。 掲載図版多数。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 造形芸術と自然 ヴィンケルマンの世紀とシェリングのミュンヘン講演 [ 松山寿一 ] 3,520 円
|
天界について アリストテレス 内山勝利 岩波書店アリストテレス ゼンシュウ アリストテレス ウチヤマ,カツトシ 発行年月:2013年12月 ページ数:388, サイズ:全集・双書 ISBN:9784000927758 天界について/生成と消滅について 全巻の訳文・訳註を一新。 天界世界の永続的運動と四基本要素からなる月下世界の運動変化とを論じる『天界について』と、月下世界での生成消滅の基本原理を論じた『生成と消滅について』を収める。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 アリストテレス全集(5) 天界について [ アリストテレス ] 6,160 円
|
高橋明彦 青土社ニーチェ エイジョウノモノガタリ タカハシアキヒコ 発行年月:2013年06月24日 ページ数:188p サイズ:単行本 ISBN:9784791767144 高橋明彦(タカハシアキヒコ) 1952年、東京生まれ。 上智大学大学院文学研究科博士課程修了。 現在、上智大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 “アリアドネ”の謎(ディテュランボスと『ディオニュソスーディテュランブス』/アリアドネの名前/比喩としての「アリアドネ」 ほか)/2 通釈ー迷宮のテクスト(アリアドネの心身沮喪/知られない神/ファロスとしてのまなざし ほか)/3 A嬢の物語(症例アリアドネ/ニーチェとサルペトリエール学派1 パリの心理家たち/ニーチェとサルペトリエール学派2 魔術師シャルコー/オーギュスティーヌの場合(あるいはマヌカン・アリアドネ/あるいはアイドル・アリアドネ) ほか) 古代ギリシアのディオニュソスの狂乱と供儀から、近代のヒステリーまでを貫く、「A嬢」に仮託された戦慄の物語とは?ニーチェの個人的神話やセクシャリティーのみならず、同時代文化との秘められた連関に新たな光をあて、豊穣な謎に満ちた詩的世界を読解、堪能する。 画期的ニーチェ論。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 ニーチェ A嬢の物語 [ 高橋明彦 ] 2,640 円
|
道徳的判断をめぐるカントと討議倫理学 叢書・ウニベルシタス アルブレヒト・ヴェルマー 加藤泰史 法政大学出版局リンリガク ト タイワ ヴェルマー,アルブレヒト カトウ,ヤスシ 発行年月:2013年04月27日 ページ数:317, サイズ:全集・双書 ISBN:9784588009921 ヴェルマー,アルブレヒト(Wellmer,Albrecht) 1933年生まれ。 フランクフルト学派ではハーバーマスとホネットの中間に位置し、両者の理論を批判的に媒介する。 1966年にフランクフルト大学で哲学博士号を取得。 66年から70年までフランクフルト大学の哲学講座でハーバーマスの助手を務めた。 71年にフランクフルト大学で教授資格を取得。 73年から74年までマックス・プランク研究所の研究員を務め、74年にコンスタンツ大学哲学講座正教授に就任。 このときの弟子にマルティン・ゼールやクリストフ・メンケなどがいる。 90年ベルリン自由大学美学・解釈学・人文科学講座正教授に転出。 2001年に退官、同大学名誉教授 加藤泰史(カトウヤスシ) 1956年生まれ。 一橋大学大学院社会学研究科教授。 哲学・倫理学 御子柴善之(ミコシバヨシユキ) 1961年生まれ。 早稲田大学文学学術院教授。 哲学 舟場保之(フナバヤスユキ) 1962年生まれ。 大阪大学大学院文学研究科准教授。 哲学 松本大理(マツモトダイリ) 1973年生まれ。 山形大学地域教育文化学部講師。 哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 カント倫理学の解明/第2部 討議倫理学批判/第3部 カント倫理学と討議倫理学との媒介の試み/理性・解放・ユートピアについてー批判的社会理論のコミュニケーション論的基礎づけのために(革命のモデルあるいは資本主義社会と無階級社会との「連関」モデル/解放された社会/ポスト合理主義的な理性概念に向けて/合理性、真理、合意) 「たとえ自由のために政治的に闘争する理由がもはやなくなった場合であっても、それでも依然として自由は守られ、伝えられ、新たに学び取られなければならない。 しかしこのことは、理想的合意という仕方では、決して考えることはできない」ーハーバーマスやアーペルらの「討議倫理学」と「真理の合意説」に対する可謬主義的観点からの批判とカント哲学の精緻な再検討が、倫理学を対話によって新たに切り開く可能性を創出する。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 倫理学と対話 道徳的判断をめぐるカントと討議倫理学 (叢書・ウニベルシタス) [ アルブレヒト・ヴェルマー ] 3,960 円
|
ポストモダニズム以降の批判哲学 岩波人文書セレクション 牧野 英二 岩波書店カントヲヨム マキノ エイジ 発行年月:2014年10月15日 予約締切日:2014年10月14日 ページ数:360p サイズ:全集・双書 ISBN:9784000287883 牧野英二(マキノエイジ) 1948年生。 現在、法政大学文学部教授。 哲学・倫理学・感性学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1講 カントの批判哲学の射程(本講義の主要課題/新しいカントの読み方/カントにとっての現代)/第2講 カントの「啓蒙」の再評価をめぐって(カントの「啓蒙」再評価のねらい/『啓蒙とはなにか』をめぐって/啓蒙思想の制限と現代における啓蒙の課題)/第3講 カントの多元主義と可謬主義(ニーチェの批判主義/カントの遠近法主義/情感的理性の構築に向けて)/第4講 多元主義の立場と政治哲学(反省的判断力とアーレントの政治的判断力論/歴史哲学と永遠平和論の意義/普遍主義と相対主義の間) 現代人にとって避けられない重要な課題を掘り下げ解決するための手がかり、「情感豊かな理性」の働きに依拠するカントの多元主義的な思想に見出し、従来のステレオタイプ化したカント像を見直す。 最先端の現代思想家たちの問題提起と対比させて新たな読み方を提示した「現代カント入門」。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 カントを読む ポストモダニズム以降の批判哲学 (岩波人文書セレクション) [ 牧野 英二 ] 3,080 円
|
美学・美術 ドニ・ディドロ 鷲見洋一 法政大学出版局ディドロ チョサクシュウ ディドロ,ドニ スミ,ヨウイチ 発行年月:2013年09月26日 ページ数:646p サイズ:全集・双書 ISBN:9784588120145 鷲見洋一(スミヨウイチ) 1941年生。 18世紀フランス文学・思想・歴史。 慶應義塾大学大学院博士課程修了。 モンペリエ市ポール・ヴァレリー大学大学院博士課程修了(文学博士)。 慶應義塾大学文学部教授、同大学アート・センター所長、中部大学人文学部教授を歴任。 慶應義塾大学名誉教授 井田尚(イダヒサシ) 1969年生。 18世紀フランス文学・思想。 東京大学大学院人文社会系満期退学、パリ第8大学博士課程修了(文学博士)。 青山学院大学文学部フランス文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 美学・美術(美の起源と本性についての哲学的探求/リチャードソン頌/テレンティウス頌/ディドロとファルコネの往復書簡(抄)/絵画論断章)/研究論集(ディドロはいかに読まれてきたか/ディドロの文体/『ディドロに関する五つの講義』より/ディドロと神智論者たち/ディドロと他者の言葉/『百科全書』から『ラモーの甥』へーオブジェとテクスト) 近代美学史に不滅の名をとどめるディドロ。 美や芸術の概念、文学や絵画作品をめぐってつづられたその代表的な哲学・批評散文を収録。 後半は20世紀に発表された古典的なディドロ論のうち、シュピッツァー、スタロバンスキー、プルーストらの作品を「研究論集」として収め、監修者によるディドロ研究史概説を付す。 つねに新しい思想家の姿を示す、『著作集』全4巻完結。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 ディドロ著作集(第4巻) 美学・美術 [ ドニ・ディドロ ] 7,260 円
|
ブノワ・ペータース 原宏之 白水社デリダ デン ペータース,ブノワ ハラ,ヒロユキ 発行年月:2014年12月07日 ページ数:769, サイズ:単行本 ISBN:9784560098004 ペータース,ブノワ(Peeters,Beno^it) 1956年生まれ。 ソルボンヌ大学で哲学の学位取得後、社会科学高等研究院(EHESS)でロラン・バルトに師事し、ヌーヴォー・ロマンの牙城として知られるミニュイ社から小説家デビュー。 小説や漫画のみならず映画にもフィールドをひろげつつ数多くの書物を発表しつづけ、小説家、文芸批評家、漫画原作者、シナリオライターとして活躍。 ベルギーの漫画家フランソワ・スクイテンと手がけた代表作『闇の国々』が邦訳(2011年)されたのをきっかけに、東京や京都の大学のシンポジウムなどに招かれて来日講演を行なっている 原宏之(ハラヒロユキ) 1969年生まれ。 明治学院大学教授、実地哲学者、文筆家。 近代・現代哲学専攻(認識論ー科学史、生命論、仏教思想)。 パリ第10大学博士課程中退。 学術博士(東京大学・言語態講座) 大森晋輔(オオモリシンスケ) 1975年生まれ。 東京藝術大学音楽学部准教授。 フランス文学・思想専攻。 クレルモン=フェラン第2大学修士課程修了、パリ第7大学博士課程中退。 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。 日本学術振興会特別研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 ジャッキー(エチオピア皇帝/アルジェの太陽の下で/ルイ=ル=グラン中高学校の塀の中で ほか)/第2部 デリダ(フッサールからアルトーへ/アルチュセールの影の下で/エクリチュールそのもの ほか)/第3部 ジャック・デリダ(脱構築の領土/ハイデガー事件からド・マン事件へ/熾烈な記憶 ほか)/付録 哲学者ジャック・デリダの全貌をとらえた初めてにして決定版の伝記。 家族や友人ら関係者たちへのインタビュー、手書き書簡、未公開写真…膨大な資料とともに彼の生涯と思想を物語る。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 デリダ伝 [ ブノワ・ペータース ] 11,000 円
|
レシェク・コワコフスキ 藤田祐 みすず書房テツガク ワ ナニ オ トウテキタカ コワコフスキ,レシェク フジタ,ユウ 発行年月:2014年01月07日 ページ数:249p サイズ:単行本 ISBN:9784622078074 コワコフスキ,レシェク(Kolakowski,Leszek) 1927ー2009。 ポーランド生まれの作家・哲学者。 1966年、ワルシャワ大学においてポーランド統一労働者党を批判する講演を行い、党と大学を追われて西側に亡命。 1968年、モントリオールのマギル大学、カリフォルニア大学バークレー校の教授を経て、1970年からオックスフォードのオール・ソウルズ・コレッジのフェローとして研究に専念。 その後、イェール大学、シカゴ大学の客員教授も務めた 藤田祐(フジタユウ) 1974年生まれ。 釧路公立大学講師。 専攻は19世紀イギリス思想史。 1999年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了。 2002年、イギリスのサセックス大学大学院修士課程修了。 2007年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 真理と善ーわれわれはなぜ悪を行うのか?ソクラテス/存在と非存在ー実在するものは何か?エレアのパルメニデス/変化、衝突、調和ー宇宙はどのように作動するのか?エフェソスのヘラクレイトス/善と正義ー真理の源は何か?プラトン/徳と合理性ー幸福とは何か?アリストテレス/自然に従った人生ーこのような人生を送ると幸せになれるのか?ヒエラポリスのエピクテトス/知識と信念ーわれわれは何かを知ることができるのか?セクストス・エンペイリコス/神と人間ー悪とは何か?聖アウグスティヌス/神の必然性ー神が存在しない可能性はあるのか?聖アンセルムス/神秘主義と徳ーなぜ罪ではないのか?マイスター・エックハルト〔ほか〕 われわれはなぜ悪を行うのか?人間の魂とは何か?ソクラテスからヤスパースまで、大哲学者30人の思想の核心を衝き考え抜いた、孤高の思想家、究極の遺著。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 哲学は何を問うてきたか [ レシェク・コワコフスキ ] 4,620 円
|
フェン・チャー スザンヌ・ゲルラク 岩波書店デリダセイジテキナモノノジダイヘ フェンチャー スザンヌゲルラク 発行年月:2012年01月17日 予約締切日:2012年01月16日 ページ数:312p サイズ:単行本 ISBN:9784000240383 チャー,フェン(Cheah,Pheng) カリフォルニア大学バークレー校修辞科教授。 専門は近現代大陸哲学・批評理論 ゲルラク,スザンヌ(Guerlac,Suzanne) カリフォルニア大学バークレー校フランス語科教授。 専門は近現代思想文学 藤本一勇(フジモトカズイサ) 1966年生まれ。 早稲田大学文学学術院教授。 哲学専攻 澤里岳史(サワサトタケシ) 1968年生まれ。 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。 学習院大学法学部講師、早稲田大学文学学術院講師。 哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) イントロダクションーデリダと政治的なものの時代/第1章 終末論対目的論ーデリダとアルチュセールの中断した対話/第2章 デモクラシーの時ならぬ秘密/第3章 主権のためらい/第4章 「我をイシュマエルと呼べ」/第5章 純粋贈与のアポリアと相互性の狙いーデリダの『時間を与える』について/第6章 赦しの脆さ(デリダとリクール)/第7章 デモクラシーは到来すべきものか?ーデリダにおける倫理と政治 二〇〇四年のデリダ逝去後初とも言える、デリダの政治的なものの脱構築を、批判的に「遺産相続」する論文集。 デモクラシー、責任、友愛、歓待、赦し、主権といった主題を扱ったデリダの後期の仕事は、彼の仕事の総体の中でどう位置づけられるか。 現代における喫緊の問題にいかなる視座を与えるか。 デリダ思想に長い間影響を受けてきた人々ばかりにではなく、新しい読者にも向けて、錚々たる執筆陣が注意深く読み解きながら、時として挑戦的であるほどに刺激的な議論を展開する。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 デリダ 政治的なものの時代へ [ フェン・チャー ] 4,290 円
|
物質と記憶 アンリ・ベルクソン 竹内信夫 白水社BKSCPN_【高額商品】 シンヤク ベルクソン ゼンシュウ ベルクソン,アンリ タケウチ,ノブオ 発行年月:2011年07月 ページ数:335, サイズ:全集・双書 ISBN:9784560093023 原書第七版 竹内信夫(タケウチノブオ) 1945年、大阪府生まれ。 1963年に香川県立高松高校卒業、東京大学入学。 1970年に東京大学卒業、同大学院進学。 1973〜76年、パリ第4大学(ソルボンヌ)留学。 明治学院大学文学部、東京工業大学工学部、東京大学教養学部・同大学院総合文化研究科で教師を務める。 2007年に定年退職。 東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 表象のためのイメージの選択についてー身体の役割/第2章 イメージの再認についてー記憶と大脳/第3章 イメージの存続についてー記憶と精神/第4章 イメージの限定と固定についてー知覚と物質 こころとからだ 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 新訳ベルクソン全集(2) 物質と記憶 [ アンリ・ベルクソン ] 3,740 円
|
叢書・ウニベルシタス イヴォン・ベラヴァル 岡部英男 法政大学出版局ライプニッツ ノ デカルト ヒハン ベラヴァル,イヴォン オカベ,ヒデオ 発行年月:2011年12月 ページ数:381, サイズ:全集・双書 ISBN:9784588009679 ベラヴァル,イヴォン(Belaval,Yvon) 1908ー88年。 フランス南西部の地中海に面した都市セートに生まれる。 船員、関税検査官などの職を経た後、1941年に哲学の教授資格(アグレガシオン)を取得。 ストラスブール大学講師、助教授、リール大学助教授などを経て、60年に同大学教授。 65年からはソルボンヌ(パリ第一大学)で教鞭を執る。 国際哲学会(IIP)事務局長、ライプニッツ協会(LeibnizーGesellschaft)副会長、18世紀学会会長などを歴任。 ライプニッツ哲学の専門家としてはもちろん、広く17世紀から18世紀にかけてのヨーロッパ哲学、とりわけライプニッツのヴォルテールやディドロといった啓蒙の哲学者たちやヘーゲルへの影響について、数多くの重要な業績を残した 岡部英男(オカベヒデオ) 1955年生まれ。 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。 東京音楽大学専任講師。 哲学・倫理学専攻 伊豆藏好美(イズクラヨシミ) 1957年生まれ。 東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。 奈良教育大学教育学部教授。 哲学・倫理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 方法の精神(直観主義と形式主義/革命と伝統)/第2部 数学的モデル(四つの規則への批判/デカルトの幾何学主義とライプニッツの算術主義/代数幾何学と無限小算法) コギトの懐疑によって哲学を神学から解放したデカルト、そのデカルトに抗してモナド論的宇宙を構想したライプニッツ。 ともに数学をモデルにした二人の哲学的天才の思索の原理を分析・比較し、その差異と対立点を徹底して内在的に読み解くことで、十七世紀西洋の科学的方法と新しい世界観を浮き彫りにした碩学ベラヴァルの代表作。 全三部中、上巻には第二部までを収録。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 ライプニッツのデカルト批判(上) (叢書・ウニベルシタス) [ イヴォン・ベラヴァル ] 6,600 円
|
言語・神話・科学に関する考察 齊藤伸 知泉書館カッシーラーノシンボルテツガク サイトウシン 発行年月:2011年09月15日 予約締切日:2011年09月14日 ページ数:296p サイズ:単行本 ISBN:9784862851147 齊藤伸(サイトウシン) 1983年東京都生まれ。 2011年聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科博士後期課程修了。 学術博士。 現在、聖学院大学総合研究所特任研究員。 主な研究分野は現代哲学、現代人間学、言語哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 『シンボル形式の哲学』とカッシーラーの研究/第1章 現代ドイツにおける言語論の歩みーヘルダー、フンボルトからカッシーラーへ/第2章 カッシーラーにおける神話の哲学ーシンボルの根源としての神話的思考/第3章 シンボル的直観と再現前化作用ー『シンボル形式の哲学』第三巻の考察/第4章 シンボル形式としての科学的思考ー概念と記号の関係からの考察/第5章 心身論とシンボル機能ー『“精神”と“生命”』と題する二論文の考察/第6章 新たなる人間の定義ー晩年の著書『人間』の考察/終章 『シンボル形式の哲学』の後世への影響/付録 カッシーラーの宗教理解ーカントを中心とした啓蒙主義理解の考察/資料(訳) エルンスト・カッシーラー:フンボルトの言語哲学におけるカント的要素 エルンスト・カッシーラーの主著『シンボル形式の哲学』は「言語」「神話的思考」「認識の現象学」の三つの主題によって構成される。 著者は関連する文献をも駆使して本書を読解することにより、その全体像を初めて本格的に解明する。 まず「言語」ではヘルダーやフンボルトの言語論の影響を通して、シンボルとしての言語がいかに文化的生活を可能にする根源的な力であるかを明らかにする。 「神話的思考」については、シンボル哲学全体を基礎づける自然的シンボル機能を検討し、言語と神話の起源を考察することによりシンボル形式の原始状態としての「神話的思考」の特質を考察する。 「認識の現象学」では、人間文化の最高にして最も特徴的な成果である科学および科学的思考を、それとは対照的な神話的思考と比較しつつ、シンボル形式との関連を追究することにより、新たな認識の道を切り開く。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 カッシーラーのシンボル哲学 言語・神話・科学に関する考察 [ 齊藤伸 ] 5,500 円
|
言語・神話・科学に関する考察 齊藤伸 知泉書館カッシーラーノシンボルテツガク サイトウシン 発行年月:2011年09月15日 予約締切日:2011年09月14日 ページ数:296p サイズ:単行本 ISBN:9784862851147 齊藤伸(サイトウシン) 1983年東京都生まれ。 2011年聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科博士後期課程修了。 学術博士。 現在、聖学院大学総合研究所特任研究員。 主な研究分野は現代哲学、現代人間学、言語哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 『シンボル形式の哲学』とカッシーラーの研究/第1章 現代ドイツにおける言語論の歩みーヘルダー、フンボルトからカッシーラーへ/第2章 カッシーラーにおける神話の哲学ーシンボルの根源としての神話的思考/第3章 シンボル的直観と再現前化作用ー『シンボル形式の哲学』第三巻の考察/第4章 シンボル形式としての科学的思考ー概念と記号の関係からの考察/第5章 心身論とシンボル機能ー『“精神”と“生命”』と題する二論文の考察/第6章 新たなる人間の定義ー晩年の著書『人間』の考察/終章 『シンボル形式の哲学』の後世への影響/付録 カッシーラーの宗教理解ーカントを中心とした啓蒙主義理解の考察/資料(訳) エルンスト・カッシーラー:フンボルトの言語哲学におけるカント的要素 エルンスト・カッシーラーの主著『シンボル形式の哲学』は「言語」「神話的思考」「認識の現象学」の三つの主題によって構成される。 著者は関連する文献をも駆使して本書を読解することにより、その全体像を初めて本格的に解明する。 まず「言語」ではヘルダーやフンボルトの言語論の影響を通して、シンボルとしての言語がいかに文化的生活を可能にする根源的な力であるかを明らかにする。 「神話的思考」については、シンボル哲学全体を基礎づける自然的シンボル機能を検討し、言語と神話の起源を考察することによりシンボル形式の原始状態としての「神話的思考」の特質を考察する。 「認識の現象学」では、人間文化の最高にして最も特徴的な成果である科学および科学的思考を、それとは対照的な神話的思考と比較しつつ、シンボル形式との関連を追究することにより、新たな認識の道を切り開く。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 カッシーラーのシンボル哲学 言語・神話・科学に関する考察 [ 齊藤伸 ] 5,500 円
|
PCレイアウトで
SPレイアウトで
|